お悔やみの言葉
お悔やみのマナー
社会人になると会社の取引先、同じ会社の人、自分や配偶者の親戚、ご近所の人など、付き合いが広がるため、訃報に接する機会も多くなります。
いざというときに慌てないように、お悔やみの言葉やマナーを頭に入れておきましょう。
まず、取引先の人が亡くなった場合ですが、会社で慶弔時についてのルールが決められている場合は、それを元に行動します。
まずは上司の指示を仰ぎましょう。
上司の代わりにお通夜や葬儀に参列するよう言われたら、一般的なマナーを守って、上司の名代であることを忘れずに振る舞ってください。
仕事上の付き合いだけで遺族とは初対面というケースがほとんどですから、
いつもお取引をいただきお世話になっております○○株式会社の○○と申します
と故人との関係を伝えましょう。
そのうえで、
このたびは誠に御愁傷様でございます、○○会社を代表致しまし心よりお悔やみを申し上げます。
などと、お悔やみを述べます。
また、恩のある取引先の場合は、葬儀のお手伝いをすることもあります。
そのときは、
会社でご主人様にお世話になっておりました○○会社の○○と申します。
このたびは心からおくやみ致します。
社の者も追って駆けつけてまいります。私どもでお手伝いできることがございましたら、何なりとお申し付けください
と、お手伝いを申し出ましょう。
会社の上司や同僚、親しかったお友達が亡くなったときも、いち早く駆けつけお手伝いをするのがマナーです。
お悔やみの言葉
一般的なお悔やみの言葉では、
誠にご愁傷さまです。
このたびは突然のことで……。
心よりお悔やみを申し上げます。
などがよく使われます。
お悔やみの言葉は長々と述べる必要はありません。
手短に済ませましょう。
お香典を渡すときは、
どうぞご霊前にお供えください。
心ばかりでございますが、ご霊前にお供えください。
などが一般的です。
冠婚葬祭では、言ってはいけない言葉があります。
お悔やみごとでは重ね言葉は、不幸が重なるといって嫌われます。
重ねがさね、くれぐれも、いつもいつも、ますますなど、同じ言葉を重ねて言うのは慎みましよう。
また苦しむ、枯れる、折れる、死ぬ、追うなど、死や苦しみを連想させる言葉も忌み言葉といわれて、お悔やみでは使ってはいけない言葉とされています。
90歳や100歳まで長生きをされた場合でも、遺族にとっては一日でも長く生きてほしいと願う、大切な家族です。
くれぐれも、
これだけ長生きされたのですから年に不足はありませんね。
天寿をまっとうされましたね。
大往生でした。
などの安易な発言をしないように注意してください。
もっと長生きされると思っていましたのに、残念でなりません。
などと、遺族に配慮した言葉を使いましょう。
事故などで急に亡くなった場合は、
突然のことで信じられない思いです。何と申し上げればよいのかわかりませんが、心からお悔やみを申し上げます。
など、手短に。
急死の場合は、遺族の方のショックは並大抵のものではありません。
何が原因だったの?と、興味本位で亡くなった時の状況を聞くのは厳禁です。
お悔やみの言葉は、立て板に水のごとくといわんばかりに、よどみなく話す必要はありません。
とつとつと、悲しみをこめて述べるものです。
突然のことで言葉もでない……というくらいでちょうどいいのです。
言ってはいけない言葉に注意して、手短にお悔やみを伝えましょう。
